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日本版グラミン銀行の役割

グラミン銀行とは、2006年のノーベル平和賞を受賞したバングラデシュの経済学者ムハンマド・ユヌス氏が創設した機関で、マイクロファイナンスと呼ばれる融資制度があります。

マイクロファイナンスとは、成長意欲のある貧困層に、生活を営むための小口貸出(平均5万円)を行なうものです。金利は年利20〜25%程度と日本の消費者金融よりも高めですが、途上国のヤミ金融の金利は年利100%を超えるので、それに比べるとはるかに低いのです。

グラミン銀行のすごいところは、貧困層への貸し出しをメインとしているにも関わらず、融資返済率が95%を超えているということです。これは、通常の消費者金融がお金を貸し付けて、収益を上げるというビジネス戦略にのみ注力しているのに対して、グラミン銀行は、誠実な借り手を選抜し、生活を支援する為の融資をするというスタンスのためである。

現在、日本では貸金業法が改正されることによる貸し手への規制が、真に融資を必要としている方への機会を奪っている状況になりかねない事態が起こっています。

その中で、日本版のグラミン銀行の融資制度の確立が議論されています。政府は、「多重債務問題改善プログラム」を発表し国・都道府県・弁護士会・司法書士会・被害者団体など官民挙げて取り組むことになりました。このプログラムの柱は、
1、 丁寧に事情を聞いてアドバイスを行う相談窓口の整備・強化。
2 、借りられなくなった人に対する顔の見えるセーフティネット貸付の提供。
3 、多重債務者発生予防のための金融経済教育の強化。
4 、ヤミ金撲滅に向けた取締りの強化、

の4つを掲げています。

特に、二つ目のセーフティネット貸付の提供は、生協が中心となって取り組みが始まり、今後全国的に普及していく見通しです 。



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日本版グラミン銀行の役割
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